妊娠したいと思ったら誰もがまず実践する「タイミング法」ですが
この「タイミング法」は、妊娠しやすい日に夫婦生活のタイミングを取ることを指します。
じゃあ「妊娠しやすい日」って、いつなんでしょう??
最近は排卵検査薬のCMなんかも流れ始めて
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妊娠しやすい日=排卵日という認識が徐々に広まりつつあるのでは?と感じます。
もちろん妊活中の人にとっては、そんなの常識!と思われるかもしれませんが
中には幸運にも妊活を意識せずに妊娠するご夫婦もいるわけで
現に三姉妹を育てた私の母も、二児の母である私の妹も、CMを見て
「排卵検査薬なんてあるんだ~!てゆうか妊娠しやすい日を狙ったりするんやね!」
と言っていて私はものすごい衝撃を受けました^^;
でもね、間違って欲しくないのが
妊娠しやすい日=排卵日ではない、ということなんです!
排卵検査薬のCMを見たら、妊娠しやすい日=排卵日当日だと、思いませんか?
妊娠出産経験者である人でさえ、知らない人もいる「妊娠しやすい日」。
ましてやこれから妊活をする人や、未婚の人、学生さんなど、
若い人たちが間違って認識してしまわないか、CMを見るたびに心配になっています(余計なお世話ですよね^^;)
もちろん妊娠は個人差が大きいことですので、人によって「妊娠しやすい日」も多少は違ってくるのかもしれませんが
卵子と精子の寿命については、様々な研究結果も出ていますので
それを知れば自然と妊娠するためのタイミングの取り方も納得できると思います!
排卵日当日が一番狙うべきタイミングだと思ってた方は、ぜひ一度、読んでみてください^^
精子と卵子の寿命から知る妊娠するための「タイミング」!卵子の寿命は超短い!!
妊娠は女性の卵子と男性の精子が出会って受精し
それが子宮に着床することによって成立しますね。
参照:妊娠を希望される方に‐子宮・卵管・卵巣などの器官
女性の卵子は卵巣に蓄えられており
毎月一回、どちらかの卵巣から卵子が排出されます。
図で見ると少しわかりやすいかもしれませんが
卵巣からポンと排出された卵子は、卵管采がうまくキャッチして卵管内へととりこまれてきます。
精子が来れるのは図の「卵管膨大部」までです。
そしてここで卵子と精子の寿命が大きなポイントになってきます。
それぞれの「寿命」って、知ってますか??
保健体育などで習ったかも知れませんが
卵子は排卵されてからたった16時間~24時間しか生きていられません。
しかも受精可能な時間はそのうちの約12時間だけなのです!
精子は卵子よりも長生きですが
生きていられるのは射精後約5日間ぐらい。
長ければ1週間ぐらい生きてることもあるそうですが・・・
そのうち、受精可能な時間は実は射精後84時間ぐらいなのだそうです!!
しかも、射精後5~6時間たってから受精可能運動ができるようになり、逆に48時間を過ぎれば徐々に精子の老化がはじまるのだとか・・・
同じく卵子も、排卵後6時間で老化が始まるといわれており
この「卵子の老化」は、高齢になるほど排卵から老化までの時間が短くなる、と言われているそうです。
だから高齢になると妊娠しにくくなるといわれるのですね。
これを知ったときは、卵子と精子が出会える時間の短さにびっくりしました^^;
1ヶ月(1周期)でたった、6時間だけなんですね。。。。
この6時間を逃さないためには
排卵がある頃には、元気な精子たちが卵管膨大部で卵子を待ち構えている状態に持っていくことがベストです!
というわけで、下の図がとってもわかりやすかったのですが、新鮮な精子と新鮮な卵子が出会うベストなタイミングは
排卵の48時間前にタイミングを取ること、であると言えます!!
参照:妊娠に一番大切な仲良しするタイミングを理解して確率を高める
もちろんぴったり48時間前でなくても多少前後しても大丈夫ですが
精子のほうが寿命が長いことを考えると、排卵日数日前からが狙うべきタイミングであることがわかりますね☆
妊娠のベストタイミングは排卵日2日前!排卵日当日を狙うのはもうやめよう!!
先ほども書いたとおり、様々な研究結果から、妊娠するためのベストタイミングは「排卵日2日前」といわれています。
私自身、1人目の妊活で病院のタイミング指導に通っていたときにそう教わりましたし
2人目妊活で実践した「福さん式」でも、そう書かれています。
何時したら妊娠するかって?ズバリ、排卵日の前4日間。中でも、排卵日の2日、3日前がすごい確立で妊娠するのよ!
参照:不妊と思っているあなたへ
私は1人目妊活のとき、病院でそう聞いていたので福さんの言葉もすんなり納得できましたが
ネットで「福さん式」について調べていると
実践者の中には、排卵日当日が妊娠しやすい日だと思っていたから、排卵日前だなんてびっくり!という方が意外と多い印象を受けました。
どうやら排卵日当日にタイミングを取るように指示する病院もあるみたい・・・?
私の行ってた病院は福さんと同じでとにかく排卵日前!のタイミング指導で
排卵日当日は、念のため、タイミング取れたら取っといて~ぐらいの感じでした(。・_・。)
今では様々な研究成果で、統計的にも排卵日2日前のタイミングが一番高確率で妊娠するということがわかってきたようです。
参照:妊娠に一番大切な仲良しするタイミングを理解して確率を高める
一番よく聞くのは、米国の生物統計学者デビッド・ダンソン博士の研究でしょうか。
この方は、避妊をしていないカップルのみを集めて実験を行い
その結果、妊娠しやすいのは排卵日の5日前から排卵日当日までの6日間で、中でも最も妊娠したケースが多かったのは、排卵日の2日前だ
という論文を発表されました。
福さんの言っていたことが科学的に実証された感じですよね☆
↑の図を見ても、排卵日当日よりも排卵日3日前や4日前のほうが、妊娠する確立が高いことがわかりますね!
病院でも排卵検査薬の使いかたとして
うっすらでも陽性が出始めたらタイミングを取って、という指示でした。
市販の排卵検査薬を使っている人の体験談を読んでも
陽性が出てからのタイミングの取り方には試行錯誤をした、という人がほとんどですし
「排卵検査薬のピークを待たないで!」なんてゆうタイトルのブログも見かけます。
それはやっぱり、一番妊娠しやすい日が
排卵日なのではなく排卵日2日前、だからかな、と思います☆
どちらにしろ排卵検査薬での試行錯誤は誰もが通る道(1回で妊娠できた人は超ラッキー☆)だと思います。
個人的には、排卵検査薬なら陽性が出始めたら
オリモノチェックならノビオリが出始めたら
タイミングを取るのが良いんじゃないかな、と思っています^^
↓↓オリモノチェックについてはコチラ↓↓
排卵日を知るにはオリモノが一番?!オリモノの状態観察がおススメな理由3つ☆★☆
とにもかくにも
一番妊娠しやすいのは排卵日当日ではなく排卵日2日前!
このことを頭の片隅にでも、覚えていてほしいなと思います♡
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